ノスタルジィのお葬式

遺書を殘す積もりでいろいろ考えてみる

群青のあとがき

完結したので満を持してこの曲を貼る。

 

ホームページの方で書いていた小説が三年ぐらいかかって完結したので、あとがきをこちらの方にも載せておきます。

もし興味が湧いたら読んでみて下さい。

 

 

/*== ここからあとがき ==*/

 

まさか自分のような人間にあとがきを書く日が訪れるとは思っていなかった。

群青という話は、ところどころよくわからないと思うんですけど、一縷と剥離が若干救われて終わってることだけ伝わったらいいなと思います。
いや、ほんとは、吐きそうになりながら向き合っては向き合いきれない何かと付き合ってるどこかの誰かに、なんかいろいろ伝わったらいいなと思うんですけど、それはちょっと欲張りかもしれないと思いつつ。

本当は忘れたくない、忘れられない、でも忘れたことにしなくちゃ生きていけない、そもそも生きてる意味ってなんだ、つーか自分は生きてるのか、死んでないだけじゃないのか、でも機会があったらそれじゃあ自分は死にたいと思うのか? 死ねるのか? そんな記憶と思い出の狹間にある落として割れた硝子の破片みたいなものが痛んだ時に読んで欲しいと思います。

生きてていいよなんて誰も言ってくれない。自分を神様だなんて思ってる人はいないし、そんな人なんか信じられない。

手に入ったはずの何かを諦めながら、スクロールしていく時間の流れを横目で見ましょう。これからも。
17/09/08